初めての妊娠、出産は、どんなママでも分からないことばかりです。
母乳とミルクについても、その違いがよく分からない、というママも多いのではないでしょうか。
生まれてまもなく始まる授乳。
急激に成長していく赤ちゃんの大切な栄養源になるのが、ママのおっぱいかミルクになります。
母乳だけで育てるママもいますし、母乳が出ないなどの理由で、ミルクだけで育てるママもいます。
または様子を見ながら母乳とミルクの混合で育てるママがいます。
生後すぐから1ヶ月くらいまでは、赤ちゃんも上手に母乳を吸えないことが多いでしょう。
また、産後すぐに母乳がたくさん出てくるママは少ないのです。
母乳育児をしたいのに、なかなかおっぱいが出ない場合も、焦る必要はありません。
乳腺を開くためのマッサージをしたり、赤ちゃんに何度も吸わせることで、徐々にスムーズに母乳が出るようになってきます。
ただ母乳育児の場合には、赤ちゃんがおっぱいを吸う力が弱かったり、ママのおっぱいの出が悪かったり、または赤ちゃんが泣いて飲んでくれないなど、悪戦苦闘するママも多いものです。
産後1週間くらいまでの母乳は、初乳と言われていて、この中にはとても貴重な栄養素が含まれていますので、出来るだけこの期間は母乳で頑張りたいところですね。
でもどうしても難しい場合、母乳にこだわり過ぎると心身ともにママの負担になってしまいます。事情により初乳・母乳を飲めなかったけれど立派に成長してる方も大勢いるので、気楽にかまえましょう。
ミルクは、いろいろなメーカーからたくさんの種類のミルクが販売されていますので、どれが良いのか迷ってしまうママも多いことでしょう。
出産をした産婦人科が推奨しているミルクがあったり、サンプルをいろいろ貰ったりするので、実際に赤ちゃんに飲ませて試してみると良いですね。
ミルクの場合には、月齢に合わせて1回に飲ませる量や授乳間隔も決まっているので、母乳育児よりも安心でしょう。
また吸う力の弱い赤ちゃんでも、簡単に哺乳瓶の乳首が吸えるように設計されていますので、どんな赤ちゃんでも初めからスムーズに飲むことができるでしょう。
Photo by Leonid Mamchenkov