「夏のお昼寝」と言われますが、普段お昼寝していない小学生でも、夏休み中はお昼寝をした方が健康にいいと言われています。
大人でも、数十分~1時間程度の昼寝は仕事の効率を高めると言われていますし、暑い地域は国民的にシエスタという午後休息の時間があるほどですね。
とりわけ、夏のお昼寝はとっても重要なんです。
夏は日差しも強く、体力消耗が激しいうえ、『3大 夏風邪』とも呼ばれるヘルパンギーナ、手足口病、プール熱などの独特の病気が流行。
しっかりお昼寝しておかないと、抵抗力が下がって、これらの感染症にもかかりやすくなるといわれています。
ただし、猛暑の中だとうまく寝つけず、質の良い睡眠ができなくなるので、環境をつくってあげましょう。
●シャワーを浴びてから寝る
汗でびっしょりの時は、洗い流してさっぱりした方がすっと寝つけることが多いようです。
●パジャマや、ゆったりした薄い服に着替える
パジャマや、ゆったりしたTシャツなど、体を締め付けない服に着替えた方が、眠りやすいようです。
●水分補給用のマグなどを用意
喉が乾いたらすぐに水分補給できるように、お茶や湯ざましをマグやほにゅう瓶にいれて、子どもの枕元近くに置いておきましょう。
●エアコンなどで涼しく
お昼寝の時間はちょうど猛暑になっていることが多いので、少し涼しくしてあげましょう。直接風が当たらないようにエアコンを弱くかけたり、窓をあけて扇風機を回したり、清涼寝具などで、寝やすくしてあげます。冷やし過ぎは禁物なので、途中で手足を触ったりして確認してあげましょう。
寝室に西日が入るような家庭では、お昼寝だけは別の涼しいお部屋でするのもいいでしょう。
夏は限定イベントも多く、あれこれ連れて行ってあげたくなりますが、無理なお出かけはしないよう、ゆとりのあるスケジュールを組み、体調がよくない時はキャンセルする勇気をもちましょう。
Photo by ~My aim is true~