パラパラと降り積もる白くきれいな雪、つい、口にいれてしまっていませんか?
ここ数週間は、前線を伴う低気圧の影響で、北から南まで全国的に、大雪が降っています。
交通機関の混乱や、降雪による危険など、親世代としては、大変なことも多いと思いますが、子どもたちにとっては、空から舞い降りてくる雪は、きれいでロマンチック。初雪のこどもたちも多かったと思います。中には、食べてしまった子もいるのでは?
でも、ちょっと待ってください。
アメリカのワシントン大学で行った、北米地域の雪採取調査結果では、必ずと言ってよいほど、石炭の煤煙と粉塵が含まれていたとのこと。これは、都心部だけでなく、山間部に降る雪も同じであり、無視できるレベルではなかったそうです。山の雪は、きれいに見えますが、汚染度は変わらないそうです。
米陸軍でのサバイバルガイドでも、水分補給の緊急事態においても、最後の手段にしてほしい旨の記述がされているそうです。
雨粒より汚染度が強い雪。
とはいえ、きれいな雪を食べたがる子供たちも多いはず。子供たちの夢を壊すのもつらいですが、せめて、雪はひと口くらいにしておいた方が良さそうです。
PHOTO BY Honza Soukup
出典:GIZMODO