テコンドーは空手の一種で、「足技のボクシング」と形容されるほど、足を高く振り上げ回し蹴りが印象的なスポーツです。
激しい足さばきを見ていると、試合は本当に白熱していますし、迫力あふれるものです。
しかしこれがテコンドーを始めたばかりの4歳の子ども同士の対戦となると、見ている方もほほえましくなり思わず笑ってしまうものです。
短い脚はとても届かず…、まるで、はないちもんめのようです。回し蹴りも、かわいいダンスそのもの!
背の小さい青い防具を付けた子どもが足を蹴りだしても届かないのはまだしも、赤い防具を付けた子も蹴りを入れようとしても青い防具の子がピョンピョンと後ろに跳ねていくので全く当たりません。
さらに言えば蹴りを出す足も上がっていないので、ウサギのダンスのように見えてしまうのです。
青い防具を付けた子が一生懸命回し蹴りをしようとするのですが、体は一回転せず相手に背中を見せてしまいます。
また蹴りも上手に繰り出せないのでまるで陸上でフィギュアの半回転をしているかのようになってしまうのです。
もう一度チャレンジしようとしても、今度は背中を向けた状態で後ろに蹴りを入れようとしますから膝から曲がって相手に届くことはありません。
赤い防具の子も同様の行動を行い、お互いにお互いがそのようなダンスを繰り広げるため試合に決着は尽きませんでした。
見ている方も笑いが止まりませんし、一生懸命やっている本人たちには失礼かもしれませんが、なんとも面白おかしい試合となったのです。
小さな体で一生懸命テコンドーに向き合い、試合に出場するその姿勢は非常に立派ですし、頑張って蹴りを繰り出そうとする姿はほほえましいものですが、4歳の100センチ行くか行かないかという小さな子どもがテコンドーの蹴りを繰り出す様子は楽しい思い出となることでしょう。
今後、大きくなっていけばテコンドーの技術も上がりますし、試合にも勝ち負けがついてくるでしょうが、くじけそうなときにこの動画を見てどのように感じるか知りたいものです。
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https://www.youtube.com/watch?v=9cMHjK7c6gI