自転車があれば何かと便利なので、子どもと一緒に自転車に乗っているママの姿もよく見かけますね。でも、子連れ自転車の決まりは都道府県によっても違い、意外と知らないことも多いので、注意が必要です。
<子連れ自転車はどうしてる?>
●自転車のルールは都道府県によって違う
自転車に同乗できる定員数や、子どもの正しい乗せ方などを知っていますか?
じつは、定員数や乗せ方などは、それぞれの都道府県によって違います。
それは、自転車の走行に関する決まりである「道路交通法施行細則」が、それぞれの都道府県公安委員会によって決められているからです。
今までは問題なかった子どもの乗せ方が、引っ越し先ではNGになることもあるので注意が必要です。
各都道府県によって、子どもの乗せ方などが異なるものの、どこの地域でも、これから紹介することは必ず守らなくてはいけません。
●おんぶはOK!
まず、自転車でチャイルドシートに乗せられない場合には、おんぶをするのが鉄則となっています。
赤ちゃんを前抱っこしながら自転車に乗るのは絶対にNGです。
赤ちゃんを抱っこしながら自転車をこぐのは、ママがこぎづらいだけでなく、万が一の事故の際に、一番に赤ちゃんが犠牲になりやすいです。
さらに、前かがみになった時に、エルゴの抱っこ紐から子どもが転落したケースも少なくありません。
また、おんぶをして乗せられるのは、3歳以下の子どもとなっています。
さらに、自転車に取り付けられたチャイルドシートは、5歳以下の子どもを乗せられる、という決まりになっています。
子連れ自転車では、チャイルドシートに乗せるか、もしくはおんぶが鉄則です。
子どもの安全のために、必ず守ってくださいね。
Photo by Saxbald Photography