赤ちゃんをおんぶするのはなんとなく昔臭くて、抱っこで育てたいと考えるママも多いようです。
しかしここに来ておんぶの良さが見直されていて、おんぶのメリットなども注目されるようになりました。海外セレブが赤ちゃんをおんぶしている場面も見られたりします。
おんぶのメリットは抱っこのように手が塞がれないので、両手が自由に使える事です。
抱いてないとぐずる赤ちゃんも、ずっと抱っこしていてはママは家事が進みません。
家事もできるし、赤ちゃんは景色が変わって好奇心が満たされ、親と密着している安心感があります。
おんぶは知育にも良い事が確認されています。
抱っこはパパやママと向かい合うので、いいスキンシップになり、赤ちゃんも安心すると言いますが、実際には抱っこしている時赤ちゃんから見えているのはパパやママの胸だけという事があります。
おんぶの場合はおんぶひもや、エルゴを使えば両手も塞がれず、赤ちゃんの視界も広くなります。
おんぶは赤ちゃんが背中にいるので、確認しにくい部分はありますが、背負う事で目線が高くなり、パパやママと同じ目線を体験できます。
抱っこでは体を支えていられますが、おんぶだと赤ちゃんの手が自由に使えるので、しがみつく事を自然と覚えていきます。
パパやママの背中にしがみつく事で、仙骨が鍛えられ立つ力を養うにも役立ちます。
知育効果もあり、赤ちゃんの体力作りにも役立つ、パパやママは手が自由に使えて、抱っこよりも疲れにくい、このようにおんぶにもたくさんのメリットがあります。
エルゴは便利ですが、使う人によってベルトの長さを調整する必要があります。
また月齢の低い赤ちゃんには少し大きすぎることも。
昔ながらのおんぶひもは、見た目が古いですが、誰が使う場合も紐の長さの調整がいらないこと、赤ちゃんが小さい場合は、布の部分を縫いちぢめて小さくサイズを変えられることがメリットです。もし手近にある人は試してみましょう。
おんぶひもは古臭いと感じるなら、エルゴを使ってみましょう。エルゴは腰で重さを受け止められる構造のため、多くの人が肩への負担が軽いと答えています。
赤ちゃんに限らず、2歳過ぎて抱っこ魔のお子さんに、重い思いをしているなら、エルゴでおんぶしてみてもいいかもしれません。
Photo by Ian D. Keating