「流れ星」って、言葉は知っていても、実物を見たことがない子が多いのではないでしょうか?
毎年大量の流れ星を見せるペルセウス座流星群なら、ピーク時に1時間で30個以上の流れ星が出現するので、小さな子でもいくつか見つけられるでしょう。
●8月12日前後に、北東の空を見よう
2016年のペルセウス座流星群の極大日(最も活発に流れる日)は、8月12日の22時頃と言われていますが、それ以外の日時でも十分見られます。
ぜひ天気のいい、晴れた夜空が見られる時に、親子で空を見てみましょう。
夜遅い方が、観測はしやすくなりますが、子どもの寝る時間と相談したり、逆に、子どもが寝た後に夫婦でベランダや屋上から探してみてもいいかもしれませんね。
流星群がやってくる方角(放射点)は北東の空ですが、長く尾をひく流星は、南の方まで広く飛び交うので、探すときは一か所だけに集中せず、空全体を眺めた方が見つけやすくなります。
●親子・夫婦の距離が近くなる!?夜のピクニックも楽しい
近くに電気の明かりがなくて、暗い方がはっきり見ることができます。
おじいちゃんの家など、田舎にお出かけする機会があるなら、チャンスですね。
ずっと上を見ていると首が疲れて、見逃してしまうことがあるので、思い切って、敷物を敷いて、親子でごろんと仰向けに横になって、空を眺めましょう。
普段は早く寝るけど、夕食やお風呂の後に、特別に夜のピクニックやお散歩も楽しいかもしれません。
敷物、飲み物やつまみ、虫よけをもって出かけましょう。
一緒に寝転がって、空を眺めていると、普段と違う親子の雰囲気があって、いつもはできない会話ができるかもしれません。
夫婦で、おしゃべりするのも楽しいですね。
●動画
こちらは、2013年8月13日に観測されたペルセウス座流星群の動画です。