ママなら誰もが知っているマタニティマーク。
多くはキーホルダータイプになっていて、バッグなどにつけておけば、周囲の人に妊婦であることを知ってもらうことが出来ます。
しかし、まだマークそのものを知らないという人や、身に付けていても気づかれないことも多いようです。
最近は電車内でスマホをいじったりしていて、周囲をよく見ていない乗客も多いため、混んだ車内で誰にも気づかれずに妊婦さんが何十分も立ったまま、という場面も少なくありません。
●「妊婦さんが必ず座れる」マタニティマークが韓国でスタート!
韓国でも普及しているマタニティマークですが、周囲に気づかれにくいのは日本と同じようです。
そこで、釜山金海軽電鉄は、「妊婦さんが必ず座れる」マタニティマークのシステム=「PINK LIGHTキャンペーン」をスタートさせ、話題になっています!
●妊婦さんが近づくと優先席のマークが光る
電車の優先席の目の前に、特別なマタニティマークを設置。
一方、妊婦さんにも、このマークと連動した特殊なマタニティーマークをつけてもらいます。
妊婦さんがマークを付けて、電車に乗ってくると、Bluetoothセンサーによって、優先席のマークが反応。
優先席のマタニティマークがピカッとピンク色に光り、ほかの乗客たちに、妊婦さんがいることを知らせます。
席を譲ってもらい、妊婦さんが着席すると、席のライトは自動的に消えます。
●席を譲りやすい!
妊婦さんの立場になった人も、妊婦さんに席を譲る立場になった人もいると思いますが、マークが見えにくかったり、下を向いていて気づかなかったり、太ってるのか妊娠なのかわかりにくい体形の人など、席を譲る側でも気を使う場面があります。
このマークのように、機械が反応してくれると、わかりやすくて、席を譲る側の迷いもなくなりますね。
海外でも、続々広がっているマタニティマークですが、日本同様、妊婦さんに席を譲られないケースが多く、活用しきれていないという問題があります。
このシステムが韓国で定番化し、日本やほかの国でも実用化されるといいですね!