親が教えてもいないのに、いつの間にか、女の子は可愛いおままごとやお人形が好きになり、男の子は乗り物や、カッコイイ戦隊ものが好きになります。
ママは戦隊ものが好きな男の子を持って困ったことが1度や2度ではないでしょう。
戦隊ものに出てくるキャラクターのマネをしてキックしてきたり、パンチしてきたり・・・。
何故男の子はそこまでして戦隊ものが好きなのでしょうか?
そのような番組を見せているから、というのも理由の1つでしょうし、本能的なものも理由としてあげられるようです。
もともと人間は男と女という2種類があり、女は産み育てることを仕事とし、男は狩りや攻撃をすることを仕事としていました。
その動物的な本能が未だ残っているとも考えられるようです。
男性ホルモンのテストステロンというものには攻撃性に関わるものがありますから、ベビーでも脳にその影響は現れているようですよ。
男の子が闘うことに夢中になるのはもはや産まれて育つのには当たり前のことであるとも言えるでしょう。
ですから戦隊ものを好きになっても仕方がないと言えば、そうなります。
誕生日やクリスマスのプレゼントに好きな戦隊ものを抑えておくと、間違いなく大喜びするでしょう。
そのキャラクターになりきって、攻撃してくることはもちろん、それを受け止めるママも大変です。是非敵役はパパにお願いしてやってもらいましょう!
その時にぜひ、戦いごっこのルールも教えてあげてください。
目に入ると危ないから、長いものや武器を目や顔の近くで振り回さないこと。
キックやパンチは、マネだけにして、本当に当てないこと。
戦いごっこに参加してない子に、攻撃をしないこと。
自分より小さい子や女の子と一緒に遊ぶときは、とりわけ加減をしてあげること。
教育方針から、生活の中から戦隊ものを一切排除して、子供に戦隊ヒーローには触れさせていない、という家庭もあります。しかし、幼稚園の年長くらいになって友達の影響でハマってしまい、戦い方を知らないから力任せにパンチしてしまうという子もいるそうです。
6歳の本気のパンチは、相手に怪我をさせることもあります。3歳のうちに教えた方が被害が少ないのです。
女の子でも戦いが好きな子はいますし、戦う女の子のアニメも大人気です。
もちろんルールはみんな同じです。
「戦いをさせない」より「正しい戦いごっこのやり方を教える」ことは、将来子供たちの遊びを発展させていくうえで有功なのではないでしょうか。
もちろん戦いや戦隊ものを好まない男の子もたくさんいます。そういう子は、消極的なの?とか気にする必要はありません。ママはラッキーだったと思えばいいでしょう。
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