赤ちゃんや乳幼児は痩せているよりも少しポッチャリしている方が健康的です。
でもある程度大きくなったら子供も適切なカロリー管理が必要になります。
大人のように痩せるためのダイエットは必要ありませんが、子供は自分で食事の管理ができませんから、パパやママが管理する事が大切です。
・肥満である事もいじめの原因になる
子供は思ったことをそのまま口に出してしまいます。
悪気は無いにしても、大人なら空気を読んで言葉を濁すような事でもストレートに発言してしまいがちです。
また皆と違う事で、仲間はずれにされたり、いじめられたりする事もあります。
子供の肥満は健康面でも良い事はありませんし、子供自身も辛い思いをします。
子供が肥満になっていた事でデブというあだ名をつけられ、いじめられていた娘のために立ち上がったある家族のエピソードを紹介します。
アメリカに住んでいる少女ブレアナは、9歳にして既に90キロという肥満体でした。
他の子達が元気良く走り回っている中、彼女は少しの運動でも息が切れてしまいました。
9歳児の平均体重から比べると、約一俵分の重さをまとっていることになります。
幼児の頃からすでに肥満で、なんと幼稚園の頃にすでに45キロでした。
すぐに他の子供からのからかいの対象になり、ブレアナは「学校のみんながデブって言う」と涙ながらに言っていたそうです。
母のハイジは娘がいじめられる姿を見るのが我慢できなくなり、何かをしなければいけないと奮い立ち、さらに娘1人ではかわいそうだと、家族全員で減量プログラムをすることになったのです。
父、母、そして5歳の息子のネイザンと一緒に毎日6キロ歩きます。
「私たちは家族として始めました。暗くても、雨でも、霧でも必ずやります。例外はありません。」と母は説明します。
家族の食事も大きく変化し、毎日20グラムの脂肪と決め、砂糖も最低限の摂取量にします。ブレアナはそれに加えて75分間トレッドミルで走ります。
その結果1年後には約30キロもの減量に成功し、ブレアナをデブと呼ぶ子供はいなくなりました。
昔は数メートルで息が切れていた彼女は、今はバスケ部と水泳部に入り、その上チアリーダーまでやっているそうです。
家族の協力がある事の大切さを教えられる、そんなエピソードです。
<出典>ABC News
http://abcnews.go.com/blogs/health/2012/12/10/breanna-bond-9-loses-66-pounds/
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=RvpIySenwfk”