子供は自分が楽しいと、ほかのことを忘れてしまいがちです。
そんな時に困ってしまうのがおもらしです。
何度トイレに誘ってもトイレへ行かず、結局漏らしてしまう子供にはどう対応したらいいのでしょうか。
・トイレを我慢してしまう原因
子供は膀胱や尿道が大人ほど発達していません。
その為、大人のように大量にためておくことはできないのです。
また、膀胱が敏感なため、少しの刺激でもおしっこが出てしまうことがあります。
子供の場合、テレビや遊びに夢中になると、途端にいくら誘ってもなかなかトイレへ行きたがりません。
また、夜の眠くなってしまったときも同じです。
その為、何かに集中する前や、眠くなる前にトイレへ誘ってみます。
そうすればすんなりトイレへ行ってくれる子も多いのです。
・トイレの時間を決めてしまう
トイレトレーニングが終わったばかりの時期は、いくらおむつが外れても、おもらしをしてしまうことがあります。
そこで、トイレの時間を普段の生活の中に組み込んでしまうのもおすすめです。
2時間おきくらいにトイレの時間を決め、出ても出なくてもトイレへ行くのです。
これを繰り返すことによって、トイレでおしっこをする習慣もついてきます。
また、子供は寝てしまうとトイレだからといって目が覚めません。
そこで、夜寝る前は必ずトイレへ行く習慣を付けておきます。
そうすることによっておねしょも減っていき、子供の自信にもつながっていくのです。
おもらしやおねしょをされると、親はついイライラして、叱ってしまいがちですが、子供だって悪気があってしていることではありません。
ですからおもらしやおねしょをしたからといって、叱ったり責めたりしないでください。
子供の心に傷がついてしまいます。
何かの合間にトイレへ行く習慣をつけたり、親がのんびり構えることで、自然と少なくなっていきます。
Photo by Randen Pederson