母親になると女性は変わる、そんな話を聞いたことがありませんか。
子供が嫌い、という女性でも、子どもを産むと母性が目覚めることがあります。
女性ホルモンが活発に分泌されるようになりますから、女性をより女性らしく魅せてくれるようになります。
若い時代は男性の気をひこうと、ダイエットしたり、ミニスカートや女性のボディラインが出る服を着たりすることもあるでしょう。
体型に自信がなければ、優しい女性を全面に押し出したりしてアピールする人もいます。
しかし母親には、母親ではない女性にはない母子力があります。
子供を守る力、育てる力、これらが強い力となって、より輝かせてくれるのです。
もちろん料理が苦手な女お母さんもいるでしょうし、家事が苦手なお母さんもいるでしょう。
ですが子供を守ろうとする力は人一倍すごいものがあります。
たとえば重たい荷物と10kgの赤ちゃんを抱っこしているとき、突然どちらかを落としそうになったとします。
このとき、お母さんが落とすのは荷物であり、赤ちゃんではありません。
赤ちゃんは一人では生きていけない、守ってあげなければならないということを本能的に知っているからです。
たとえ荷物の中にガラスや卵などの壊れやすいものが入っていても同じです。
よく聖母マリアといわれますが、世の中のお母さんには聖母マリアにある母子力が備わっているのです。
これは母親にならなければ得られませんし、男性は母親を理想とすることが多いです。
子育て中の女性に優しくなる、魅力を感じるというのは母子力があるからこそ、なのです。
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