働くママにとって、保育園は必須ですね。
けれども、保育園選びを間違えてしまうと、子どもが悲惨な環境で過ごすことになってしまうので、注意が必要です。
いわゆる、ブラック保育園と呼ばれる<やばい保育園>の現状とはどんなものでしょうか?
ブラック保育園
チェックポイント
●スタッフの質が悪い
無資格、経験の浅いスタッフが多い。スタッフの入れ替わりがはげしい。
スタッフ同士の関係が悪い。スタッフ教育が徹底されていない。明らかに少ない職員数で保育を担当している、など。
パートのスタッフに命令口調で無理な指示を出していないか、など、現場の雰囲気から察することもできるでしょう。
スタッフの質の悪さや、人員不足は、子どもの事故やケガなどのトラブルにつながり、最悪の場合、事故死なども引き起こしかねません。
●行事や外遊びがほとんどない
保育とは、子どもの心身を健全に発達させること。
しかし、子どもの発達を促す外遊びやお散歩は、実際のところ、子どもが動き回って、事故やケガなどのリスクが増えるため、1日中室内で無難に保育を行い、激しい動きはしないよう叱り、静かに過ごさせる園もあるようです。
こんな毎日では、子どもは退屈だし、のびのびした発達が期待できませんよね。
●子どもの表情が暗い、情緒不安定になる
楽しい遊びができず、イライラしたスタッフに怒鳴られてばかりなら、子どもたちは表情が乏しくなっていきます。
ただし、これはどの保育園でも、入園してから完全に慣れるまで数か月~半年くらいの間は、一時的に子どもが不安定になることはあるので、神経質になる必要はありません。
笑わなくなる、情緒不安定、などの状態が、半年以上、あまりに長期間続くようなら、園との相性を考えた方がいいかもしれません。
●衛生管理・安全管理ができていない
あまりに、室内がおしっこ臭い、カビ臭い、床やおもちゃの汚れがひどい場合、衛生管理や清掃がきちんとされていない可能性があります。
ブラック保育園では、上記のいくつかが当てはまるケースも多いようです。
見学の時点で「え?大丈夫?」と違和感を感じたら、たとえ他に空きがなくても、慌てて入園を申込むのはやめた方がいいでしょう。
そうしないためにも、保育園入園のための準備=保活(ホカツ)は早めに始めましょう。
経営難の幼稚園でも当てはまるケースがあるので、幼稚園ママも要チェックです。
Photo by Donnie Ray Jones