最近は晩婚化などの影響から高齢出産の数も増えており、2013年度の35歳以上の出産は28万件近く、40歳以上の出産は5万件近くになるそうです。
高齢出産をすると経済的な余裕があるなどメリットもあるのですが、高齢出産した女性だからこそ分かる悩みもあるものです。
たとえば年齢が年齢ですから体力が低下し、疲れやすくなってしまっているということです。
これは若い頃に1人目を生み、35歳を過ぎてから2人目以降を生んだママさんも同じような悩みを抱えているのですが、やはり人は年齢とともに体力が落ちてきます。
特別運動をしているというのであれば別なのですが、運動は買い物に行く散歩程度、通勤程度という場合、体力は明らかに落ちています。
そうすると疲れやすく、子どもの面倒を見るのがしんどい、誰かに手伝ってもらわないと大変ということも多くなってくるのです。
段々と重くなってくるわが子を抱っこすることもツラい、腕や足がパンパンになるということも少なくありません。
さらに腰痛を抱えているというママも少なくなく、腰や肩への負担が減る抱っこ紐などを駆使してお世話をしているママがほとんどです。
さらに疲れが重なると、夜赤ちゃんが泣いても起きることができない、ということもあるようです。
子どもが幼稚園や保育園に行くようになると、懇談会や参観日のときに、自分よりもずっと若いママが多く、話が合わない、同じ悩みを共有できるママが少ないという悩みもあります。
高齢出産が増えているとは言っても、20代で出産する女性のほうが統計的には多いわけですから、年齢差を感じてしまうのは仕方ないようです。
同じ悩みを分かち合える家族の存在が高齢出産したママには嬉しい存在となるようです。
Photo by David J Laporte