女性は出産すると今までの生活スタイルが一変してしまいます。
変化を受け入れることができる人であれば、育児や生活スタイルの変化も楽しむことができるのですが、受け入れられなければ心身的なストレスとなって様々な症状を引き起こします。
その一つに買い物依存があります。
・買い物依存症の行動パターン
一般的な買い物依存症のケースは、1週間に何回か買い物したいという衝動が起きます。
後から後悔するとわかっていてもつい衝動買いしてしまいます。
買い物した瞬間は気分が高まり機嫌も良くなるのですが、すぐに購入したものに興味がなくなり、買った後に後悔してしまいます。
また、買い物に夢中になりすぎることで日常生活に影響が出てしまうこともあります。
周囲の家族から買い物について控えるように言われたり、後ろめたさから購入したものを隠すようになったら買い物依存症の傾向が強いと考えられます。
子供がいるからなかなか外へ行けないし、買い物依存になる心配はないと思われがちです。
しかし、近年ではネット通販などが普及し、外に買い物にでなくてもいろんな買い物を楽しむことができるため、家にいながら買い物依存症に陥ってしまう人も少なくありません。
・買い物依存の落とし穴
育児に忙しい主婦が、ようやくできた隙間時間にインターネットでいろいろ楽しんでいる分には構いません。
しかし、ネット通販などで買い物をする場合、支払い方法は様々ありますが、手数料などもかからず一番お得に買い物できる方法はクレジットカードです。
クレジットカードさえあれば自分が欲しかったものが外に出なくても購入できる。
魅力は多いですが、買い物依存症の一番の悩みは実は金銭面です。
カードで買い物をすると、その場では財布からお金が減ることはありません。
そのため計画的に買い物しないと予算を平気でオーバーしてしまいます。
カードでの買い物が増えすぎて返済しきれなくなり、家族に知られてしまった人も多いのです。
依存は誰にも言えないままどんどん自分の中で進行してしまいます。
しかし、生活面で支障が出てくるようになると自分だけの問題とは言えなくなってきます。
依存が大きくなる前に、家族や専門家に育児や仕事、家事のストレスなどを相談し、買い物依存を減らしていくことが大切です。
Photo by U.S. Department of Agriculture