子育てをする時に頼りになる実母の存在ですが、逆にママの子育てに口出しをされてしまって困るケースもあるようです。
●余計な口出しで、母娘でケンカに。アドバイスが助けにならないことも。
助言の仕方が上から押し付けるような姿勢だったり、教えてくれる内容が、実母がママを育ててくれた30年前の昔の情報だったりすることも多く、ママが最近の情報で子育てをしていると「間違っている」「そんなのかわいそう」と非難されてしまうこともあります。
おむつの替え方や身の回りのものを選ぶことはママが自分で行いたいこともあるでしょうし、食べ物の口移しなどは、実母であってもやめて欲しいと思うことがあると思われます。
実母に頼りたい気持ちがあっても、頼りすぎてしまうと育児の方針にも口出しをされることが増えてしまうことから、まずは頼りきりにならないように程良い距離を保つことが大切です。
●上手に実母に頼るためには
昔と現在では育児方法が違うことを実母に知ってもらうことも必要だと考えられるので、ママが口頭で説明するのではなく、実際に一緒に育児に関連する情報サイトや書籍を読んで納得してもらいましょう。
また、育児はママ一人ではなくパパが参加していることなので、パパの意見も取り入れて夫婦で考えた方針にすることを決めたことを伝えると育児の方針がぶれなくなります。
ただ、やはり頼りになる先輩である実母が言っていることも間違っている訳ではないため、助言として柔軟に受け入れることも重要だと思われます。
育児を経験してきた実母でなければ解らない、本に書かれていない情報を教えてくれる大切な先輩であることは忘れないようにしましょう。
現在の育児書に書いてあるやり方も完璧ではありません。10年後にはまるっきり言うことが変わってしまうこともよくあります。どんな育児方法も、正解や間違いはないと考えておくと、よけいなストレスが減るかも知れませんね。
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