里帰り出産、または産後すぐに実家にお世話になる人は、およそ50%くらいと、以前よりも減少傾向にあると言われています。
背景にはどのようなことがあるのでしょうか?
●里帰り出産が少なくなっている理由
原因としては、産院の減少により、実家の周囲に出産ができる病院がないことが一番に挙げられています。
また、実家を離れて一人暮らしを経験した後に結婚し、妊娠出産となった場合には、ママのライフスタイルが確立されているため、里帰り出産をすることでライフスタイルが逆に乱れてしまいストレスを感じてしまうこともあるようです。
他にも、出産が高齢化したことで、両親が死別や離婚などによって里帰りできる実家がない、親がいるが高齢、または体調を崩している、親が仕事や介護で忙しい、実家が離れている、親と仲が悪い、パパに子育て参加してほしいから、など。
いろんな理由で里帰りしないママが増えています。
それでも里帰り出産には、育児の先輩である実の母親からのサポートが受けられるメリットがあるので、50%のママが里帰り出産を行うとデータが出ています。
●産後に実家を頼れない時には?
しかし、親がいない場合や体調を崩している場合、仕事が忙しい場合など親に頼ることができないケースも出てきます。
里帰り出産を望んでいても実現できないママはどのように出産後を過ごしているのでしょうか?
産後にはママはできる限り体を休めて、重労働になる家事は控えるようにしておきたいものです。
新生児育児に慣れていないこともあり、ストレスが溜まってしまうこともあると思われるので、もしも里帰り出産ができない場合には、逆に自宅へ親に手伝いに来てもらう方法があるのでお願いしてみましょう。
親に手伝いをお願いすることが困難な場合には、家事代行サービスを取り入れたり、ファミリーサポートを受ける方法もあるので、パパと相談しながら負担を軽減させることが大切です。
Photo by Big D2112