産後のママのための施設として、日本にはママと赤ちゃんが一緒に宿泊できる産後ケアセンターが設けられています。
●最近増えている産後ケアセンターとは?
家事をすることなくリラックスした時間を過ごしながら、ママと赤ちゃんの健康サポートや育児の方法を指導してもらうことができ、ママの美容ケアなどを受けることも可能です。
ホテルのような造りになっている産後ケアセンターは基本的に個室が用意されているため、ほかの家族も一緒に宿泊できるようになっています。
産後ケアセンターはママの出産後の体の疲れを癒し、おっぱいや骨盤のケアをすることもでき、寝不足でストレスが溜まることも予防できる施設です。
また、新生児育児に不安がある人にもお勧めで、産後うつになりやすい状態のママをケアしながら、授乳方法や沐浴の仕方などの指導を受けることができるプログラムを持っています。
看護師や助産師などの手を借りることができるので、安心して任せることが魅力的だと言えるでしょう。
産後のママは肌状態などの美容面も気になると思いますが、産後ケアセンターではアロマやマッサージなどのトリートメントも行ってもらえます。
●産後ケアセンターを探したい場合には
産後ケアセンターは全国に100ヶ所近く展開されているので、住んでいる地域や実家の近所にもあるかもしれません。
専門の施設がなくても、病院や助産院が1泊から受け入れてくれることがあるので、産後には体をゆっくりと休めることをお勧めします。
特に精神的に不安定だったり、新生児育児がつらい、困難だと感じた場合には、無理をせず産後ケアセンターやそのほかの施設を利用しましょう。
Photo by Alicia Munoz-Witt