子育ては一喜一憂ですから、前向きに明るく接することができることもあれば後ろ向きになってしまうこともあります。
わが子の成長を喜んで前向きになることもあるのですが、では後ろ向きになってしまうのはどのようなときでしょうか。
気持ちが後ろ向きになることの代表は他の人から子育てについて注意を受けたときです。
人見知りをする子どもの場合、他の人からは人見知りをしていてはだめな大人になる、友達ができないなどと言われることがあります。
また皮膚が弱くカサカサでかさぶたがあるような子、原因不明の虫歯で治療をしている子、早い時期から眼鏡をかけている子などは事情を知らない大人から親の健康管理が悪いなど心無い言葉をかけられてしまうものです。
そうするとママの気持ちは落ち込んでしまいますし、自分の子育てが悪いのだと責めてしまうのです。
ですが子どもも十人十色、いろいろな子どもがいますから、すべて個性と捉えることが大切です。
病気になるのは子どもの責任でもまして親の責任でもありませんし、大人だって風邪を引くときは引きますし、病気になるときは避けられないものです。
ですから本来であれば子どものことで何か言われても、子どもが病気になっても自分のせいにすることではありませんし、他人にとやかく言われる筋合いもありません。
お子さんが毎日笑顔で元気に過ごしている、子どもの表情が暗くないということこそ、ママがきちんと子育てしていたという証ではないでしょうか。
Photo by AJ Batac