子供が宝物にしているものは、大人なから見るとゴミにしか見えないものが沢山あります。
女の子が宝物として大切にしてしまうものは、キレイで可愛い物です。
例えば、お菓子の包み紙や箱だったり、大人の私たちにしてみればどんなにお菓子の包み紙がどんなに可愛いものでも食べてしまえばもう既にゴミという意識が強いですが、女の子にとってはずっととっておきたい宝物なので捨てられてはとても悲しいものなのです。
また、適当に書いたと思われる絵や文字などを書いた紙も女の子にとっては大切にしたい宝物ですし、一生懸命に折った折り紙も大切な宝物です。
女の子の宝物は、このように包紙や箱、紙など小さな紙類が多く、この他にも何かを包む時に使っていたゴムやヒモなどキラキラしているものもすべて宝物にしてしまう傾向が強いようです。
ゴミに見えても女の子にとっては夢が広がる宝物なので、捨てずに、大切にしまっておけるような箱を用意してあげると良いと思います。
その箱から溢れてしまうような時がきたら、必要のなくなったものだけ捨ててねと約束をすれば、大抵の女の子はその約束を守り、宝物を入れる宝箱として大切に保管していくと思います。
大人にとってゴミに見えても子供にとっては大切な宝物なので、大人の常識で物事を図らずに、子供にとっての宝物という気持ちを大切にしてあげたいですね。
そして、その宝物を通じて整理整頓を少しずつ教えていくようにすると物を大切にする気持ちとおかたづけをすることのできる女の子に育てることができるのではないでしょうか。
何でもゴミだから捨てなさいと言うのではなく、ちょっとだけ思考を変えてみると良いと思います。
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