男の子と女の子では、脳や体の発達の段階で若干の違いがあるといわれています。
男の子は一般的に赤ちゃん時代、体が弱く、病院のへ行く回数が多く、女の子は比較的丈夫といわれています。
また、言語能力に関しては女の子の方が早く発達するといわれています。
果たしてどうしてなのでしょうか。
・男性脳と女性脳
脳の形はみんな同じに見えますが、実は男性の脳と女性の脳では形が違います。
男の子のほうが体の大きい分女の子の脳より大きいのです。
また、左右の脳をつないでいる脳梁の部分は、女性の脳が男性の脳の2倍程大きいです。
更に、左脳と右脳の使い方も男女によって大きく違ってきます。
特に言葉を使うとき、女性は両方の脳を駆使して話しますが、男性はどちらかの脳だけで話すのです。
両方の脳を使って話をする女の子の方が、言語能力の発達が早いため、女の子の方が男の子より早く話すことができるのです。
・脳梁の大きさが言語の発達を促進する
女性は話すとき、両方の脳を使って話をしますが、その時、右脳と左脳の橋渡しをして、情報交換を行うのが脳梁です。
脳梁の後ろの部分には、情報がたくさん詰まった膨大部という膨れているところがあります。
男性の膨大部は棒状になっていますが、女性の膨大部は球体になっていて、男性より多くの情報を左右へやり取りすることができるのです。
その為、女の子は男の子より言語の発達が早いほか、何かをしながら話をすることができます。
脳の構造の時点で女性と男性では違いがあります。
その為言語の発達については女の子の方が男の子のほうより早めです。
しかし、ママやパパが子供に微笑みながら話しかけなければ、言語能力は発達していきません。
男の子女の子にかかわらず、目を合わせて微笑みながら話しかけてあげてください。
Photo by Nate Davis