うんちは健康のバロメーターといいますが、赤ちゃんのうんちは色をチェックしましょう。
いつもおむつを替えるママだからこそできる、うんちの色チェックについてご紹介します。
・白いうんちは危険信号
うんちの色というと茶色かったり、黄色っぽかったりしますが、これは赤血球が古くなって分解されて胆汁の中にできるビリルビンという成分のためです。
ですから赤ちゃんのうんちが白っぽい、グレーっぽいという場合は胆汁が上手く流れていない、肝臓で作られていない可能性があります。
離乳食を始めたばかりの頃は消化不良もありますし、ロタウィルスなどでうんちの色が白っぽくなることもあります。
ですが感染症などが考えられず、明らかにうんちの色がおかしい時は胆道閉鎖症や肝臓病などが考えられますので、病院を受診しましょう。
・赤黒いうんち
赤ちゃんのうんちが黒い、というだけであれば母乳に乳首からの出血が混じっていただけ、など考えられるので特に問題ないと言われています。
一時的なものなのですぐに治まることが多いと言われています。
ただし赤黒いうんちのばあいは血液が酸化していない、つまり腸から出血している可能性がある、ということです。
腸からの出血は危険ですから、早急に病院を受診しましょう。
なお赤黒いうんちは鮮血と赤黒い血の2種類が考えられます。
黒っぽいうんちの時は色をきちんと確認しておきましょう。
なお赤ちゃんが翠っぽいうんちをしても、ビリルビンが酸化しただけなので特に問題はないようです。
うんちの色を確認し、赤ちゃんの健康状態をチェックしてみませんか。
photo by justin lincoln