個性的な名前のDQNネームやキラキラネームが流行していますが、今後は古風な名前を付ける風潮になると予想されています。
●古風?レトロ?『しわしわネーム』
古風な名前を指してしわしわネームと呼ぶ人もいるようですが、しわしわネームは一般的に江戸時代や明治、大正時代に付けられていた名前を指している場合が多く、現代にはマッチしていない問題を抱えています。
自分の父母や祖父母の名前くらいの古風な名前、例えば女性に多い、子が付く名前はしわしわネームと言うよりも、少しレトロな名付け方法くらいに思っていた方が良いようです。
子の字は始まりから終わりまでを表していて、古くは高貴な女性にのみ使われていた大切な文字だとされています。
このようなことも調べながら古風な名前やしわしわネームについて考えてみてはいかがでしょうか?
●新時代!個人情報を守る『あるあるネーム』
オリジナリティが溢れる変わった名前は、自分の子どもの名前が他の子どもの名前と一緒にならないことや世界にひとつだけの名前にできることからも人気がありました。
しかし、逆に見てみるとインターネットで情報が溢れる現代社会の中で個性的な名前を持っていると、すぐにその子どもの情報が特定できてしまう可能性が非常に高くなると懸念されます。
あえて同姓同名の人がいる名前を子どもに付けて、情報を特定させないように配慮する親も増えてきています。
どのような名前であっても子どもの一生の宝物になる、親から子どもへの最初の大きな贈り物なので、後悔しないように選びたいものです。
Photo by Donnie Ray Jones