子どもの名前を考える時はパパもママも真剣ですが、中にはひねり過ぎてキラキラネームになってしまう事があります。
これは日本のみならず世界中で見られる傾向です。
海外ではキラキラネームを、Bizarre nameといいます。
●海外でもある強烈なキラキラネーム
海外の場合も他とかぶらないオリジナリティを重視するという気持ちもありますが、セレブや芸能人の影響も大きいようです。
海外ではビザーネームと言い、奇妙な名前という意味があります。
アップル社からあやかったApple、アップル社から発売されている音声認識ソフトシリからあやかったSiri、月を意味するLuna、火星を意味するMarsなどが最近増えているようです。
●とんち問題?クイズレベルの難読ネーム
マレーシアでは007とかいてダブルオーセブン、臭い頭という意味のSmelly Head、中国では@とかいてアットマーク、ブラジルではサダムフセイン、日本では悪魔が話題になりましたが、これらは全て子どもの名前には不向きとして却下されています。
アメリカテネシー州ではメシアと名付けられた子どもがいましたが、キリストのみに与えられた称号である事から、州判事が命名を変更するよう命じています。
これはテネシーにはキリスト教徒が多く、名前がトラブルを引き起こす可能性があると危惧した事が理由だそうです。
ドイツではナチスドイツに由来する名前を付けようとした親に、親権を認めない判決が下されるなど厳しい対応をしています。
スイスでは360万円支払えば、世界にひとつしかない名前を考える会社も登場しています。
Photo by Diana Beato