スキンシップをとると、脳の下垂体から「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されるのですが、これが子どもには凄い効果を与えるようです。
●スキンシップの効果が凄い!子どもの知能や免疫力もアップできる!
子どもと親とのスキンシップには、とても素晴らしい凄い効果があることが分かっています。
子どもはママやパパに触れられることで大きな愛情を感じ取っているのですが、それだけではありません。
スキンシップによって脳の下垂体から分泌される「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンには、親子の愛情を深めるだけではなくて、IQも上がって知能や成績が向上、人と交流するための社会性が高まり、ストレスへの耐性をアップさせる効果があることが分かっています。
このことからも、子どもとママやパパとのスキンシップがいかに子どもの成長に大きな影響を与えているかが分かりますね。
さらに、スキンシップによる肌と肌との触れ合いは、成長ホルモンの分泌も促すので、子どもの成長を促進したり、免疫力や抵抗力をアップさせて、病気にも強い健康な身体にしてくれる効果もあります。
●こんな場面でスキンシップをたっぷりと
このように素晴らしい効果のあるスキンシップですが、日常の中ではどんなふうにして取り入れればいいのでしょう。
小さな赤ちゃんの時ならいつも抱っこやおんぶ、沐浴などで、スキンシップの時間はたくさんありますが、少し大きくなれば、スキンシップの機会も減ってしまいますね。
例えば、子どもを褒めるときには少し大げさ気味に頭をなでたり肩や背中をさすったりして、オーバーリアクションで褒めてあげましょう。
こうすることで、ママは、子どもが褒められて喜んでいるのを身体で感じることができます。
また、寝る時間も立派なスキンシップの時間です。
添い寝をすることで、子どもとママはお互いの体温や心臓の音などを感じて、安心して眠りにつくことができます。
また、お風呂では、タオルなどを使用しないで、石けんを泡立てて手に取り、やさしく子どもの体を洗ってあげるのもおすすめです。
手で子どもの身体を洗ってあげることで、子どもの細かい変化や成長にも敏感に気づくことができます。
Photo by The Mighty Tim Inconnu