「毒だからやめなさい」子どもをタバコから守る喫煙者たち

子どもにタバコをあげようとする人への反応を見てみよう、という、興味深い１つの動画があります。
大人たちはみんな「タバコは毒だよ」と、小さな子どもを守るために注意するのですが、実はこのやりとりは全てひっかけで、実はタバコは毒だと知りながら吸う、喫煙者たちへの警告になっているのです。

●タバコを吸うことの有害性を再認識する動画が深い・・

アメリカ・ニューヨークが舞台となった、とある１つのドッキリ動画があります。
ドッキリの内容とは、タバコを吸っている大人に９歳の男の子が近づいてきて、「タバコをちょだい」とねだるというものです。
そこで、あなたなら、どういった反応を取るのでしょう。

さらに、このドッキリでは仕掛け人である他の大人がその場に現れ、あなたの代わりに、その男の子にタバコを与えようとしたらどうするでしょう。

このドッキリ動画では、男の子にタバコをねだられた大人の大半は断っています。
もちろん普通の常識のある大人であれば、未成年の小さな男の子に、いくらねだられてもタバコをあげるようなことはしないでしょう。

そして、このドッキリでは、さらに仕掛け人が登場しているところがポイントです。
「じゃあ、代わりに俺のタバコをあげよう」と。
自分は男の子にタバコをあげなかったものの、まさに今、目の前で、男の子がタバコを吸ってしまうかも知れないのです。

このひっかけに合ったニューヨーク市民の多くは、男の子に対して、もらってはダメだ、タバコを吸ってはダメだと注意します。
なぜなら、タバコを吸うことはとても身体に悪いことだから、身体に毒だから、と。

そうです、このドッキリ動画で訴えたいことは、タバコを吸う人はその有害性を理解しているのにも関わらず、毎日のようにたくさんのタバコを吸い、自分の健康を損ねてしまっている、ということなのです。
このことを再認識してほしい、という深いメッセージが、この動画にはこめられているのです。