女性は妊娠がわかると禁煙する人が増えます。
喫煙することによって胎児にどのような影響があるのかを指導されるからです。
しかし、男性は子供ができるからといって禁煙する人は少ないです。
男性も子供のことを考えて禁煙に心がけてほしいものです。
・タバコは吸っている人より周囲が迷惑する
もともとタバコを吸わないパパはいいのですが、タバコをよく吸うパパに、子供のために禁煙しなさいといっても、なかなかできません。
ママはおなかの中で子供を約10カ月育てるので、自分の喫煙が胎児にどのような影響を及ぼすか知っています。
その為、毎日のように吸っていたママでも子供ができたとわかったとたんに禁煙するママも多いのです。
しかし、パパは妊娠期間がないため、妊娠中のつらさも、自分がタバコを吸うことによる悪影響もわかりません。
その為、子供ができたからといって禁煙を考えるパパは非常に少ないのです。
タバコは喫煙者の肺に入る主流煙より、周囲の人たちが吸い込む副流煙のほうが、体に悪影響を及ぼす化学物質を多く含んでいます。
その為、吸っている本人よりも、周囲の子供やママに悪影響を及ぼすことを理解してもらわなければなりません。
・タバコが子供に与える害はリスクが大きい
小さな子供がいるところで親がタバコを吸いっていると、子供はタバコの副流煙を吸い込むことになります。
タバコには体に悪影響を与える化学物質が数多く含まれていますが、その影響で子供がアレルギーになるリスクが高くなるのです。
アレルギーというと、小さい子のかかる病気というイメージがありますが、親がタバコを吸っている場合、16歳になってもそのリスクは高いままです。
また、乳幼児突然死症候群のリスクも高まりますから、子供のことを思うのであればすぐに禁煙しましょう。
タバコは吸っている本人にも悪影響を与えますが、吸っている周辺の人へも悪影響を与えます。
特にアレルギーや乳幼児突然死症候群は、命に関わる重大な病気のため、そのリスクが高くならないようにするためにも禁煙を考えてください。
Photo by Valentina Yachichurova