陣痛中はホルモンの分泌もありますし、いろいろなことが女性の体に起きています。
痛みに耐えきれず、パパが思わぬ被害をこうむった、ということもあるようです。
・パパが被害者に
陣痛中の痛みは何時間も続きます。
初産であれば10時間以上、1日中続くことも珍しくありません。
そんな長い時間規則的に襲う痛みに耐えなければなりませんから、ママの精神状態も正常ではいられません。
すると近くにいるパパに被害が及ぶこともあり、痛みに耐えようとパパの腕をつかんだらあざができていた、常時無意識につねっていた、ののしったということがあります。
ビデオで撮影するという家庭もあるようですが、その様子がしっかりと記録されており、後から恥ずかしくなるということもあるでしょう。
・病院の備品を破壊
陣痛に耐えるとき、いつも以上の力が発揮されることがあります。
すると痛みに耐えるために病院の壁を殴り続けた結果、病院の壁に穴が開いてしまった、手すりを握り締めていたら取れてしまった、ということもあるようです。
中にはトイレから出てくることができなくなってしまったというママもいます。
出産が終わってからその惨状に気づくママがほとんどですが、よく見ると壁に穴が開いていると一気に青ざめてしまいます。
その時は大丈夫と声をかけられますが、後から冷静になってくるようです。
陣痛中はいろいろなことが起こりますので、予想だにしないことが起こることも十分あります。
痛みに耐えてかわいい赤ちゃんに出会うためとはいえ、被害者になるパパには後からきちんと謝りたいところです。
photo by Philip Dean