妊娠するとたばこを止める女性は多いですが、男性は止めることは少ないです。
しかし将来的にかかる金額を考えると、大変な数字になるのも事実です。
・子供が高校を卒業するまでにかかる金額
子供が生まれてから18歳になるまでどのくらいのたばこ代がかかるのか、1日1箱消費するとして計算してみましょう。
1日当たりおよそ400円とすると、1年でかかるたばこ代は14万6000円になります。
それだけでも相当な金額と感じられますが、それが18年続くとどうでしょうか。
18年間毎日1箱ずつたばこを吸うと、合計金額はなんと262万8000円にもなるのです。
私立幼稚園の費用でさえ、3年間でおよそ146万円かかると言われていますし、効率の小学校でも6年間で約183万円ですから十分に賄える金額と言えるでしょう。
・タバコは値上がり傾向にある
さらに言えばたばこはどんどん値上がりしています。
たばこの価格が分かるころから価格の変動を見てみると、昭和44年ころはまだ100円でした。
それが昭和50年には150円、昭和58年には200円、平成に入り平成9年になると230円となり、徐々に値上がりをして現在は440円なのです。
しかも今は毎年のようにたばこ1箱を1000円とする法案が提案されています。
この法案が通ったとすると、1日当たり1000円、1年で36万5000円にもなり、18歳まで考えると657万円にもなるのです。
これは私立大学に進学するのと変わらない金額ですから、家計の負担となることは間違いないでしょう。
たばこは百害あって一利なしといいますが、家計を圧迫している家庭もあるようです。
自身の嗜好も大切ですが、長い目で見たときにその金額を考えるのは大切かもしれません。
Photo by Kevin Dooley