日本ではまだまだ少ないですが、世界ではたくさんの子どもが里子として引き取られています。
身寄りのない子どもを引き取り自分の子どもとして育てるという素晴らしい行為だと思いますが、実は純粋に里子として子どもを育てようとする人たちばかりではないようです。
・実子と里子の待遇を差別!それを見かねた周囲の人は・・
アメリカや日本などの先進国では子どもたちが大人によって搾取されるといったことは暗い過去のように思われますが、実はアメリカではいまだに自分たちの都合で弱い子どもを利用している人がいます。
アメリカでは里子を引き取ると高額の補助金をもらうことが出来ます。
それを目当てにして里子を引き取る大人がいます。
とあるテレビ番組で、実子と里子をあからさまに差別する親子に対して、周囲はどんな対応をするのかといった実験が行われました。
母親も実子もそして里子もみんな役者さんです。
この3人がレストランに入り注文をするのですが、母親は実子にだけ好きなものを選ぶように言い、里子には予算内で選びなさいなどといじめています。
それを聞いていた周囲の大人たちは助け舟を出すのでしょうか。
・補助金をもらう目的でたくさんの子供達が利用されている・・
里親から欲しいものは注文してはダメと言われ、悲しい顔をする里子を見かねた周囲の人が、この親子のテーブルに来て母親に厳しい口調で注意します。
厳しく里親を叱り、警察を呼ぶなどと大きな声で言います。
また食べたいものを注文出来ない里子に私が奢るから好きなものを注文して、とやさしく話しかける人もいます。
この人は、里子から名前や住所などをこっそり聞いて、あとから通報しようとしていました。
実際に、このように補助金目的で里子を引き取るたくさん大人たちがいて、それに苦しんでいる子どもがいます。
唯一の救いは、アメリカではこのように、いじめられている時分とは関係のない里子でも捨て見ぬふりをせず助けようとする正義が社会常識として存在していることです。
自分の子どもとして育てることが出来ないなら、絶対に引き取ってはダメ、と思わせてくれます。
Photo by Foster Care Cruelty | What Would You Do? | WWYD | ABC News
出典 https://www.youtube.com/watch?v=P_7DsMJoqu8