買い物をするとよく何のためについているのか分からないというものがあります。
今回はACアダプターや砂消しなどについているあるものについてみてみましょう。
・身近にあるもので何のためについているか分からないもの
電気化が進む現代社会において、ACアダプターを目にする機会は非常に多いですが、ACアダプターによく丸いものがついています。
これは中にあるフェライト磁石によってケーブルのノイズを減らしているのです。
電波を使うデバイスへの干渉がなくなるようについているものということです。
ランニングシューズも最近はマジックテープ式のものが増えていますが、ひもで結ぶタイプには一番上に穴が開いています。
この穴は靴擦れを防止するためにあるもので、ヒールロックをして足がシューズに固定されるようになっています。
ジーンズを愛用している人が多いですが、右側のポケットに小さなポケットがあります。
多くの方は小銭を入れるためと思っていますが、実は懐中時計を入れるためにあるものです。
コインポケットと呼ばれていますが、デザインされたばかりのころは作られた当時主流だった懐中時計を保管するために作られたということです。
・使う人によっては気になるもの
砂消しゴムを使っていた、あるいは現在も使っていると言う人もいますが、砂消しゴムには荒い部分があります。
この荒い部分はボールペンなど通常の消しゴムでは消せない部分を消す働きがあります。
パスタ用のお玉を使っているという方もいると思いますが、この穴は1人前のパスタが図れるようになっています。
多くの人はパスタが混ぜやすいからと思っているようですが、計量しづらいパスタをこんな意外なところで軽量できるようになっているのです。
蓋つきのボールペンなどに小さな穴が開いていますが、これは子供が万が一飲み込んでしまったときに空気が通るように開けられています。
処置は医師にしてもらう必要がありますが、子供の命を救うための大切な穴なのです。
また服を買うと端切れがついてくることがありますが、これは洗濯するときの洗剤テストに使用することができるのです。
Photo by Donnie Ray Jones