どんど焼きに破魔矢やお守りを持っていく大人は多いと思いますが、どんど焼きはいったいどのように行われているのでしょうか。
神社に古いお守りを持って行ったことはあるけど、どんど焼きを見たことはないという方は、お子さんとの楽しみ方を覚えるといいでしょう。
・どんど焼きとは
どんど焼きとは小正月に行われる行事で、しめ縄や松飾、書初めなどを燃やして無病息災を祈願します。
日本各地で行われており、田んぼや畑などに3~4本の長い竹を組み焼きますが、その火では持ちなども焼かれその日のうちに食べます。
無病息災では焼き終わった後の灰を自宅周辺に振りまく、また書初めを焼いて炎が高くなるようなら字がうまくなるとされています。
・子供にとってのどんど焼き
どんど焼きは地方によって違いがあり、たとえばある地域はだるまを焼いて天にかえしますが、ほかの地域では目がつぶれるため焼かないとしているところもあります。
ミカンを子孫繁栄祈願したものが燃えるように踏みつぶすという地域もありますし、地域によって違いは様々です。
子供も参加しやすいようにお餅を焼いて食べる、字の上達を願う、健康を祈願するといった明確な目的もあります。
最近はどんど焼きを行う日も1月15日前後の土日に変更し、子供も積極的に参加できるようにと呼びかけている地域もあります。
火災の心配などからどんど焼きが禁止されている地域もありますが、基本的に日本全国どの都道府県でも行われています。
古くから伝わる伝統行事だからこそ大切にしたいもの、それがどんど焼きと言えるでしょう。
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