世界各国で育児が充実している国をランキングにしたところ、1位はオランダとなりました。
オランダというとチューリップなどをイメージする人も多いでしょうが、なぜ育児が充実しているのでしょうか。
・パパもママも幸せ
子供の幸福度調査において、オランダが1位になったのは物質的豊かさと教育、日欧生活上のリスクで1位を獲得、ほかにも住居と環境で4位、健康と安全で5位と各項目で上位に入っているためです。
そんなオランダはママも幸せ、というのが特徴です。
子供たちが幸せであるためにはお手本となるパパとママも幸せでなければならない、ということから、親が幸せであることを実践している家庭が多いのです。
夫婦の時間を持つ、子供を預けて旅行に行くという家庭もあるようです。
・夫婦の連携が取れている
子育てが充実しているということはいま日本で問題となっているワンオペ育児や孤育ての状態もほとんど見られないことがポイントです。
オランダでは夫婦で連携し、バランスを取ることで子育てが充実するというのです。
ワークシェアをすることで子供と一緒に過ごす時間をパパも多く持つことができる、というのも特徴でしょう。
実際にオランダの子どもたちは95%が生活に満足していると言います。
2位のアイスランドでさえ90%ほどといいますから、その差は大きいと言えるでしょう。
一方日本は子供の孤独を感じている割合が非常に多いと言われています。
孤独を感じる子供がわずか3%と少ないオランダの子育てを見れば、日本の子育て充実度も変わるのではないでしょうか。
photo by Angie Garrett