ワーキングママ、共働きの家庭は増えています。
働くママは保育園に子供を預け、一生懸命毎日働いて、日々の糧を稼いでいるのです。
そして仕事が終わればすぐさま保育園に迎えに行って、子供を抱きしめて帰宅。
そして夜ごはんにお風呂、寝かしつけ。
忙しいワーキングママですが、言われて傷つく一言というものがあるのです。
それは一体何なのでしょうか。
●「子供がかわいそう!」
じいじ、ばあば世代の多くは、3歳までは子供は母親の手の中で育てるべきだという<三歳児神話>を信じています。
保育園に入れて働くなんてかわいそう・・・と思っているのです。
しかしこの発言はママを相当傷つけます。
誰よりも子供の幸せを願っているのはママでありパパなのですから。
「子供と離れて平気なんて信じられない」など、あたかもママの母性に欠陥があるような言い方もワーキングママをカチンとさせる言葉です。
子供と一緒にいる時間の長さ=愛情、とは限りません。
●「育児より仕事のほうがラクでしょ」
こんな言葉も大変ママを傷つけます。
特にフルタイムで働くワーキングママは想像を超えるほどに忙しく、体力的にも精神的にも追い詰められることもしばしばあります。
そんな中で専業ママから「子供を預けて仕事している方がラクでしょ」とか、反対に職場の人から「残業もしないで育児は楽でしょ」とか、誤った偏見のある言葉を受けると傷つきます。
実際、仕事だけを100パーセントやっているより、仕事50パーセント+子育て50パーセントの時間配分でこなす方がよっぽど大変できついのです。けれども経験したことない人にはそれが理解できないのですね。
ママがいきいきと働く姿は、子供に仕事の喜びを教えます。
保育園は、子供にとってかわいそうな場所でなく、豊かな体験ができる楽しい場所なのです。
ぜひワーキングママは自信をもって、堂々と働いて、子供を抱きしめてくださいね。
また、ワーキングママ以外の人は、たとえ育児の方針が違っていても、そのような言葉をかけないよう、気に留めておいてあげてくださいね。
Photo by mario