朝から晩まで四六時中子供と顔を合わせていなければならない専業主婦は、働いている間子供と接することがない兼業主婦をうらやましいと思っています。
しかし、本当に働いているお母さんは育児のストレスを発散できているのでしょうか。
・働いている時間は育児から離れることができる
家にいると常に子供に気を配り、けがや万が一の事故に備えて目を配らなくてはいけません。
そのため、働いていないお母さんは、ほんの少しでも子供から開放されたいと感じています。
子どもから離れるための方法はいくつかありますが、身近に子供の面倒を見てくれる親戚などがいない場合、保育園などに預けて働く方法もあります。
働いている間は保育園の先生が自分の代わりに子供の面倒を見てくれるため、その間は育児から解放されることになります。
そのため、育児のストレスから解放されたいという思いから働きに出るお母さんも多いようです。
・時間に余裕がなくなる
働くお母さんは働いている間は育児のストレスから解放されることができます。
しかし、その分働きに出るまでの間に家のことや子供のことでやっておかなくてはならないことが増えます。
その上に仕事のストレスも加わるため、育児ストレスから解放される時間は若干できたとしても、他の面でストレスを感じることが多くなります。
また、最近の男性がいくら働く女性に理解を示していたとしても、家事や育児まで分担して行ってくれる男性は少ないため、仕事している分、家にいる間のストレスが強くなる場合があります。
働いている時間は子供のことを考えなくていいからいいと思われがちな兼業主婦。
しかし子供が何かあれば保育園から連絡がきたり、家にいる間の仕事量が増えたりと、かえって疲労度は増します。
育児ストレスを和らげるために働いたほうがいいのかどうか、旦那さんとよく話し合ってから決めましょう。
Photo by Jorge Mejia peralta