共働きの現在、家庭と仕事両方を一人で担っているママはたくさんいますが、時間に追われて睡眠時間を確保できないママもいます。さらに、子どもが病気になる、断れない仕事が舞い込むなど突発のことが起こると、さらに負担が大きくなることも少なくありません。
過労死しそうなくらい大変なママたちの体験談にはどのようなことがあるのでしょうか。
●子どもの病気に世話に、追われるママ
あるママはフルタイム、正社員で働いていますが娘が保育園でしらみに感染、それが家族中に移って園と自宅のシーツを毎日熱湯消毒の上、洗濯にアイロンがけ、娘の髪をかきわけてしらみをつぶす作業を、毎晩3時間以上かけて行っていたと言います。
夜8時まで子どもを保育園に預けた後、お迎えや夕食などでも大変なのに、さらに毎日3時間のしらみ対策の作業が必要になり、ご本人も本当に連日の睡眠不測で死ぬかと思ったというほど、つらい出来事だったようです。
またプロジェクトを任されたあるママは、直後にお子さんが感染性胃腸炎にかかり、ママも伝染、親子で嘔吐下痢を繰り返し、仕事は家に持ち帰り、吐きながら仕事、倒れるのはいつ、という状況でした。
●本当に倒れたママも
お子さんの夜泣きがひどい時期、睡眠不足が続いたものの、職場の同僚で退職者が出てしまい、仕事が増えてしまったママ。
毎日目まぐるしい日々を送っていたところ本当に倒れてしまい、救急車で病院に搬送されたそうです。
●職場の制度はなるべく活用
このように、子育てと仕事両方に追われながら働いているママはたくさんいますし、これはほんの一例でしかありません。
仕事には仕事のやりがいもありますが、小さい子がいるうちは、いつ病気になってもおかしくありません。
大切なことはママが無理をして倒れないよう、可能な限り、慣れるまでは時短勤務にしてもらうなど職場と掛け合うことです。
ママが倒れてはお子さんも大変ですから、体に負担をかけず、パパの協力を得るようにしましょう。
Photo by dogrando