ママの中には子どものために転職をしたという例も少なくありませんが、なぜ転職しようと思ったのか、また実際にどのような転職をしたのかご紹介します。
●職場の理解が得られない
転職のきっかけとなるのが今まで勤めていた会社あるいは上司や周りの同僚から子育ての理解が得られないことです。
独身で子どもを育てたことがない上司、子どもがいない同僚が多い職場ほど子育ての大変さは分からないため、子どもが熱を出したため休ませてほしいといったら病児保育を使えといわれた、パートだけれど残業できないというだけで嫌がらせを受けることがあります。
病児保育は急変期に利用することはできませんし、利用するには条件があります。
また保育園や幼稚園の子どもが帰る時間に合わせなければならないため残業ができないのは仕方ないことです。
しかし理解が得られないと職場にいづらくなり、転職を考えるようになります。
●子どもとの時間を大切にしたい
子どもを延長保育のある保育園や幼稚園に預けて仕事をしているママが、子どもからお仕事に行ってほしくないと泣きつかれて転職したというママもいます。
親としては子どもを最優先に考えたいですし、寂しい思いをさせたくはありませんから、子どものことを考えれば転職を考えるのは自然なことです。
今までフルタイムで働いていたけれど、子どもとの時間を大切にするために家の近くで短時間勤務できる仕事に変えたという例は少なくありません。
家計のことや子どもの将来のために働きたいという気持ちと、子どもとの時間を大切にしたい気持ちの葛藤に悩むママは多いのです。
Photo by spilltojill