責任感の強い人は特に、知らず知らずのうちに自分を追い詰めていくものです。
会社でも家庭でも、自然と追い詰められている、こんなママはいないでしょうか。
●あなたの代わりはいなくても、仕事を代わってくれる人はどっかにいる!
可愛い子どもの母親は私だけだから頑張らないと!と、あれもこれもと、自分ひとりで頑張っていないでしょうか。
あなたの代わりになる人はいなくても、あなたの仕事を代わりにやってくれる人はどこかにいます。
家族が大切だから、頑張ろうする気持ちは素晴らしいものですが、あなたという存在をあなた自身が大切にすることはもっと大切なことです。
あなたの代わりになる人はいない、という言葉は、母親なら特に心に響く言葉になります。
この子にとって私の代わりになる人はどこにもいない、だから、「いつも一緒にいてあげなくちゃ」「お世話をしっかりしてあげなくちゃ」といつのまにか抱えきれない仕事を背負っていないでしょうか。
これは、責任感の強い人に良く見られる考え方で、強い義務感、自己犠牲の心からくる誤った考え方です。
日本では昔から、このような努力や忍耐、我慢といったことが美徳とされてきましたが、本当にそれでいいのでしょうか。
自分という存在をおろそかにして、本当に周囲の役に立つことが出来るのでしょうか。
もしも、疲れているのなら、誰か周囲の人に手伝ってもらいましょう。
パパや実家のお母さん、義理のお母さんや一時保育など、頼れる人や施設はたくさんあるはずです。
もちろん、子どもにとって母親という存在はあなた一人ですが、子どものお世話や家事という仕事は、他の人でも出来ます。
子どももママでなくても良いときもあり、案外、パパやおばあちゃんと楽しく過ごしてくれるものです。
パパだって、案外上手に家事をこなしてくれるものです。
自分ひとりになってほっとリラックスできる時間を持つことで、心にも余裕が出来て、また家族にも優しくなることが出来ます。
自分を追い詰める呪いにかかっている人は、もしかすると自然と怖い顔になっているかも知れません。
私一人で抱え込まなくてもいいんだ、ということを覚えておいてくださいね。
Photo by Ross