仕事が忙しかったり、気持ちに余裕がない時など、ついついストレスを感じて、子供に八つ当たりしてしまうこともあります。
子育てを行うためには、育児をしながら上手にストレス発散を行うことが肝心なのです。
・物理的に距離を置く
子供が泣いたりぐずっているとき、自分の気持ちにゆとりがないと、ついイライラしてしまいがちです。
このようなときは、まずはゆっくり深呼吸をしてみてください。
深呼吸を数回続けるだけでも冷静さを取り戻すことはできます。
それでもイライラが収まらないときは、ほんの少しでも子供から離れてみましょう。
子供を預かってくれる人が身近にいるのであれば、預かって少し気晴らしするのも悪くありません。
預かってくれる人がいない場合は、少しの間、子供を安全な場所に寝かせたり、好きなビデオやDVDなどを見せておいて、少しの時間子供がいない場所で好きなことをしてみてください。
それだけでも気持ちが違ってきます。
・距離をおけないときは
どうしても子供から目が離せない時も多いと思います。
そんな時はお母さんも一緒になって子供とぐずってみましょう。
お母さんが自分と同じ行動をとることで、子供はびっくりしたり、お母さんも自分と同じなんだと感じてくれる時もあります。
ものを散らかすときは一緒になって散らかすとお片付けも一緒にやってくれるようになります。
また、子育ては思い通りにいかないものだと割り切ることも一つの方法です。
親が子供に対してイライラする原因の一つが、子供が思い通りにならないことです。
最初から子は自分の思い通りにはならないものと思っていればそんなにイライラすることもなくなります。
子どもはかわいいけれど、育児や家事、仕事に忙しいとつい心に余裕がなくなってしまいがちです。
うまくストレスを発散させ、いつも笑顔で接すれば、子どももきっと笑顔が多くなります。
Photo by Caitlin Regan