一人の人間を育てるというのはそれだけで大変なことですが、病気の度合いによって大変さは違うものの、そこにさらにパパが入院なんてことになったら、大変さの次元が違いますね。
ですが、こういった環境にあるママというのは、なんでも一人で抱え込んでしまい、ストレスもものすごく溜まります。
そのせいで子どもにあたってしまったり、病気になった旦那さんを責めるような気持ちを持ってしまったりして、そんな自分を責めるという悪循環が続きます。
こういったときのアドバイスだと、そんなに大変ならどこかに預ければ良いのでは、完全看護のところに入院させればいいのでは、なんてものがあります。
しかし実際に子育てと家事と看病をしていると、どこに相談すればいいのかが分からなかったり、経済的な不安もあるので、安易に完全看護のところへの転院なんてことも出来ないものですよね。
ただ、自分の環境というのは自分で作っていくしかないですし、そのために誰かに協力を仰ぐことも必要です。
まず子どもを預けたい場合、何をどうすればいいか分からないのであれば、とりあえず役所に電話してみましょう。
そうすれば適切な機関を紹介してくれたり、保育科など専門のところにつないでくれますから、そこで相談してみるといいですね。
手続きが面倒なこともありますし、お金がかかることもありますが、数時間であっても子育ての時間が減るのであればお金には変えられません。
このような大変な時期を乗り越えるには、やっぱり第三者に協力してもらうことが一番なので、ママが自分を追い詰めてしまう前に子育てや看病より相談を優先してくださいね。
Photo by Leonid Mamchenkov