やることなすことなんでもイヤイヤを繰り返すイヤイヤ期。
2歳~3歳のちょうど自我が芽生えてくるころに現れる成長の目安ですが、このイヤイヤ期に悩まされる親も多いのです。
・イヤイヤと泣き叫びで親の言うことを何も聞いてくれない
イヤイヤは自分でいろんなことをしてみたいという気持ちの表れです。
その為自分で何かをしてみたいのに、それをダメと言われたら、思わず泣いてしまいます。
子供の場合、自己主張は激しいため、人目をはばからずに泣いてしまうことが多いです。
その為、大勢の人がいる前や、近所の人たちがいる場所などで泣いてしまい、親ははずいかしい思いをしてしまうことがあります。
・なかなか気分を変えてくれない
子供のイヤイヤは、何かを自分でやって見たいという好奇心や興味の延長なので、自分の気持ちが納得するまではなかなか泣き止むことがありません。
時には1時間近くイヤイヤを続け、親がやろうと思っていたことができずにそのまま帰ってきてしまうということもあります。
成長の過程とはわかっていても忙しい時や、何かをしなくてはいけないときなどにやられると、親も泣きたい気分になってしまいます。
・できないのに頑固にできると言い張る
これもイヤイヤ期の特徴です。
イヤイヤ期は自我の芽生えでもあることから、まだできないようなことでもなんでもやって見ようとします。
それは時間に余裕がある時には許されることかもしれません。
しかし、これからお出かけしなければならないというときや、時間に余裕がない時に意地を張られると、これもまた、親にはイライラの原因となってしまいます。
子供のイヤイヤ期は親のイライラ期でもあります。
しかし、子供のイヤイヤを成長の過程としてとらえ、向き合って、時間に余裕のある時などにじっくり取り組ませることで、イヤイヤ期も少しは減ってきます。
Photo by Johnathan Nightingale