何でもかんでもイヤイヤと、聞き分けのないイヤイヤ期もやっと落ち着いてきたと思ったら、今度は、わざとママの言うことの反対の言葉ばかりを使うあまのじゃくの時期になり、困り果てているママも多いのではないでしょうか。
この子どものあまのじゃくの正体とは、いったい何なのか、また対処の仕方はどうすれば良いのか、ここでご紹介しましょう。
せっかく頑張って作ったご飯も「美味しい?」と聞けば、「美味しくな~い」と言いながら、モリモリ食べている。
ママに抱きつきながら「ママなんか大きらい」と言っていたり。
「いらない」というから処分したら、後で大泣きして怒っていたり。
こんなあまのじゃくの我が子に、一日中振り回されているママは、いったいどうすれば良いのでしょう。
まず、このあまのじゃくの正体を理解することから始めましょう。
あまのじゃくの正体とは、実は子どもの主体性や意欲なのです。
大人はついつい、素直に言うことを聞く子どもを良い子であると思ってしまいます。
親の言うことに対して何でも「はい」と答えて従う子どもは、自分では考える力がないとも言えます。
親はついつい、躾や教育と称して、子どもを思うようにコントロールしようとするものです。
しかし、子どもも大人と同じように、思うように振る舞いたいと思っているのです。
親の言われるがままにするのではなくて、自分が考えて、自分で選んだことをしたいと思っているのです。
ママはうんざりしてしまう、子どものあまのじゃくですが、実は子どもにそれだけ主体性があり、しっかりと育っているという証拠なのです。
子どものあまのじゃくの正体が分かれば、対処の仕方も自然と分かってくるはずです。
自分が考えてしたいのですから、命令口調では聞きてくれません。
お風呂に入らないと言っても、頭ごなしに入りなさいというよりも、「お母さんだけキレイになってこよう!」などと言って先に入ってしまえば、後から子どもも入ってくるものです。
そんな時期なんだと、あまり気にしないのが一番です。
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