4歳、5歳くらいにもなれば、子ども達の好奇心もグンと広がり、いろいろな事に興味を持ち、ママやパパにもいろんな事を聞いてきますね。
「どうしてなの?」「なぜなの?」と言った、子どもからの質問攻めに手を焼いているママも多いと思うですが、実は、このように子どもが「どうして?」と連発するのは、本当に聞きたいことを聞けなかったからかも知れません。
・子どもの「どうして?」に手を焼くママ必見!子どもが本当に聞きたい事は・・
さまざまなことに対して興味を持ち「どうして?」と聞いてくる我が子に成長を感じながらも、忙しい時などには、やはり鬱陶しいと思ってしまいますね。
このような時期の子どもを心理学用語では『質問期』と呼ぶのだそうです。
『質問期』の子どもの発達はとても大切な時期なので、いい加減に答えるのではなくて、できるだけきちんと答えてあげたいですね。
ママやパパは、どうしてそんなに子どもたちが質問をしてくるのか、その思いを知ることで、回答もラクになり、何より子どもに良い影響を与えることが出来ます。
子どもが「どうして?」と聞いた時、ママやパパはその原因を答えていないでしょうか。
「どうして太陽が昇るの?」と聞かれた時に「地球が回っていて・・」とか「太陽が西から昇っていて・・」とかそんな難しいことを答える必要はありません。
子どもが本当に聞きたいのは、そんなことが聞きたいのではありません。
「○○ちゃんや草花を暖めれるようにだよ」という、そんな答えに子ども達は満足します。
・子ども達が知りたいのは原因ではなくて、目的だった!
いろんなことに興味を持ち、知りたい!という欲求が湧いてくる子どもたちは、小難しい原因よりも、もっと子どもに身近なことに置き換えて、出来れば夢の答えをしてあげればオッケーです。
これはシュタイナー教育の生みの親であるルドルフ・シュタイナーさんが著書で書いていることで、小さな子どもには知識ばかりを詰め込むのではなくて、想像をかきたてるような答えをして、自分で物事を考えることが出来るような教育を提唱しています。
「どうして?」を連発するお子さんにぜひ試してみてくださいね。
Photo by Pedro Ribeiro Simoes