夏になると、夏祭りや花火大会など季節限定の楽しいイベントが目白押しです。
子どもがわかる年齢になったら、大喜びしそうなので、ぜひ連れて行ってあげたいですね。
でも、昼のお祭りならよさそうだけど、花火や夜店など、夜のイベントは、乳幼児連れででかけることに対しては、いろんな意見があるようです。
まず、考えられるのは、夜のお出かけはいつもと違うので、子ども自身がドキドキワクワクする反面、興奮状態になりやすいという点が挙げられます。
さらに、花火や電気の光や、近くでドンドンと響く大きな音は大きな刺激になると考えられます。
びっくりして泣いてしまう子もいるかもしれませんね。
また、本来は寝かしつけに入るような夜の時間帯に出歩き、これらの刺激を受けることで、その後帰宅してから、いつものリズムが乱れ、神経が高ぶって、寝かしつけに時間がかかったり、寝付いた後に夜泣きとなる可能性もあるでしょう。
もちろん逆もあって、帰り道にぐっすりと寝こんで朝まで起きないというパターンもあるようです。
また、子どもは寝る時間なのに、連れ歩かれてかわいそう、と考える人もいるかもしれません。
こういったことがあるため、乳幼児連れで夜のお祭りに出かける人が少ないものです。
しかし、毎日毎日、ずっと子どもと一対一で育児と家事をしてるママにとって、近所のお祭りというのは、ささやかで、とてもいい気分転換になったりします。
産後、険悪になりがちなパパとも、一緒にでかければ、久しぶりにデートしてるような新鮮な気分を楽しめることが期待できます。
ですから、毎日子どもの健康のために頑張ってるママも、たまには例外ということで、夜のお出かけもいいかもしれません。
気をつけることは、
・あまり遅くならないよう早めに行って早めに帰る
・あまり混雑しているところに月齢の低い乳児は連れて行かない
・大きな音が鼓膜に響くような場所は避ける
・子どもが嫌がったり、疲れているならすぐに引き上げる
・子どもが眠そうだったり、体調が悪そうなら無理せず行くのをやめる
十分配慮して、子どもに無理がないよう、お祭りを楽しんでみてくださいね。
Photo by Marufish