大体2歳前後にやってくるのが、イヤイヤ期です。
とにかく何を言ってもイヤ、何をしてもイヤ、子どもも自分自身をコントロールする方法を学ぼうと必死なのですが、ママにしてみたら突然我が子が理解できなくなり戸惑う時期でもあります。
こういう時ママはどうしたらいいのでしょうか?
イヤイヤ期の子どもは、自分の欲求を伝える術を知りません。
こういう時はママがタイミングを見計らい、サポートしてあげます。
例えば顔が汚れているのに顔をふれるのがイヤというなら、間髪入れずに勢いで顔を拭き、はい綺麗になったよと済ませます。
子どもを寝かせる時に抱っこからベッドに寝かせようとするとイヤイヤが始まるなら、バスタオルにくるんで抱き、そのまま寝かせれば意外と上手く行く事があります。
薬を飲まなければいけないのにイヤイヤするなら、一旦卒業した哺乳瓶を使ってみましょう。
薬をと溶かし入れた哺乳瓶を見せると、懐かしさなどもあって気づかず飲んでくれます。
粉薬ならヨーグルトなどに混ぜてもいいでしょう。
これから外出するのに靴を履くのがイヤイヤな時は、お気に入りのキャラクターの靴を選び、可愛いね、カッコイイねと大げさに褒めると興味を持ちます。
履いた時にタイミングよく褒めれば、自分から進んで靴を履くようになります。
イヤイヤばかりでも、タイミングよくフォローし、それが楽しい事だと理解できればむやみにイヤイヤをしなくなります。
欲しい時は貸して、ちょうだい、などベビーサインを教えると、泣き叫ばずに意思表示ができるようになります。
イヤイヤ期は自立したいという意識が育つ時期。
子どもが「自分でやりたい」気持ちが芽生えるので、うまく誘導できれば、自立のための大きなステップになります。
Photo by Neeta Lind