イヤイヤ期の子供に多いのが、自分の気持ちに素直になれないあまのじゃくです。
イヤイヤ期は自分で何かをしたいお年頃だからと、自分でやるように促すと、自分ではやれないと大泣きすることもあります。
このようなあまのじゃくにはどのように対応したらいいのでしょうか。
・親の反応を確かめている
あまのじゃくの心理は、ママが言うことと反対のことを言ったり、したりして、ママの反応を確かめています。
子供はママが大好きですから、何とかしてママの気持ちを自分に向けようとします。
そのため、一人でできることでもママにやってほしいと思うのです。
あまのじゃくになったときに、ママがイライラした表情をして見せたり、怒ったりしてしまうと、子供はどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
さらにあまのじゃくを悪化させることもあるのです。
・気長に対処する
親の反応を行動で確かめるということは、子供にとってママの愛情が足りていない証拠です。
叱ったりイライラすると逆効果になって、ますます頑固になってしまうので、叱らずに、時間をかけて子供に愛情を注ぎましょう。
あまのじゃくにならなくても愛されているという実感がつかめれば、あまのじゃくになる機会は減っていきます。
また、何かしてあげたくても思春期に差し掛かれば、子供からされてしまうこともあります。
あまのじゃくになって親の愛を確かめてくれている間に、やってあげたいことをしてあげるのも良いことです。
いろいろ自由に動けるようになって、今までとは疲労感なども違ってくる年代です。
甘えたくなったり、つかれたりしてママにやってほしいとあまのじゃくになることも多いです。
突き放してしまうのではなく、まずは気持ちを受け止めてあげましょう。
そのうえでママがやってあげれないときはきちんと理由をつけて、あとでねと話します。
やってあげれるときはとことん付き合っても問題はありません。
Photo by Chris_Parfitt