今まで育てやすかった子が急に育てにくく感じることはありませんか。
今までできなかったことができるようになると、親がやってることは何でもやりたいという気持ちが湧いてきます。
特に小さい子供のいやいや期の場合、自分でできることとできないことの区別がつかないため、親もイライラしてしまいがちです。
・ゆったりした気持ちで話を聞き受け止める
イライラする前によく考えてみてください。
やりたいという気持ちを、できないからと否定されてしまうところから、子供の反抗は始まります。
つまり、やらせてみることで子供は自分ができるかできないかを知り、できないことはあきらめることができるのです。
その為、やりもしないのにできないと判断されて、止められてしまうから、子供はイヤを連発してしまうのです。
いやいやを止めるためには、まずは子供の話に耳を傾けてみてください。
子供がやろうとしていることを頭ごなしに否定するのではなく、時間のある時だけでも構わないので、ゆっくり話を聞いて、本人が納得するまでやりたいことをやらせてみてください。
自分でできないことがわかればあきらめたり、いやいやすることも少なくなります。
・思春期の反抗期も基本の対応は同じ
子どもの反抗に親が腹を立てたりイライラしていると、反抗が収まらないばかりでなく、周囲の家族の雰囲気まで暗くなってしまいます。
その為、まずは反抗を最小限に食い止める必要があります。
反抗を食い止めるといっても、暴力や強制で食い止めるのではありません。
しっかり子どもの言い分に耳を傾けて話を受け止めたうえで、親としてアドバイスを行います。
子供の話も聞かず、ただ抑制するだけでは子供はどこにストレスを発散させたら良いのかわかりません。
一時的に反抗が落ち着いてもますますひどくなります。
そのようにならないためにも親は子供の訴えをよく聞いて、その訴えを聞き届けられないときは、しっかりと相手に伝えます。
子どもがより深い人間に育ってもらうためにも、しっかり子どもの話に耳を傾け、できるところまではやらせてください。
やらせてあげられないときはその理由をしっかり話して、子供に納得させてください。
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