子供がおしゃべりできるようになると、親の都合など構わずおしゃべりしてきます。
また、イヤイヤ期が始まると、自分で何でもやりたがったり、自分がしたいことを止められたりするため、激しく泣き叫んだり怒ったりします。
・イヤイヤ期は可愛い
親の都合など関係なくおしゃべりをしてきたり、自分の思い通りにならないと癇癪を起す子供もいます。
これらの子供のイヤイヤ期に、時間や心に余裕がない時はついイライラしてしまいがちです。
しかし、イライラするほどお話してくれるのは、このイヤイヤ期をピークに少なくなってきます。
幼稚園や学校などに入ると、しゃべってはいけない時間が出てきます。
こうした時と場所などの勉強を通して、子供は大人や周囲をイライラさせない方法を身に着けていき、だんだんと口数が少なくなっていってしまうのです。
・思春期に入るとますます口数が減る
特に第二次反抗期と呼ばれる思春期に入ると、子供から大人へと切り替わる時期になります。
見た目だけでなく心も大人に近づいていくのです。
しかし、一気に子どもから大人へと変わるわけではないため、さまざまな場面で悩むことも多くなります。
その為、大人に対して反抗的な言葉を吐いたり、言葉を発しなくなってしまいます。
親にとって今まではなんでも話してくれていた子供が、話をしなくなってしまうのはとても悲しいことです。
成長の一環として受け止めることができればいいのですが、受け止められない親もたくさんいます。
そういう親にとっては、何でも話していたイヤイヤ期のほうがかわいらしく思えてくるのです。
イヤイヤ期は第一次反抗期、思春期は第二次反抗期といわれています。
同じ反抗期でも、赤ちゃんから子供へ変化するときと、子供から大人へ変化するときでは、大きな違いがあります。
親にとって子供はいつまでも子供ですが、やはり小さい頃のほうがかわいく見えてしまうのです。
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