イヤイヤ期はいままで自分一人では何もできなかった赤ちゃんが、成長するにつれ、自分でできることが増えてきた証拠です。
自分でできる楽しさを覚えたからこそ、イヤイヤして何でも自分でしてみたいと思うのです。
特に着替えを嫌がるこの場合、何をするにも時間がかかってしまうことがあります。
着替えを嫌がる子にはどのように対処していけばいいのでしょうか。
・まずはなぜ嫌がるのかを考える
話ができる子供であれば、なぜ嫌がるのかを聞いてみましょう。
多くの場合、服を脱ぎ着するときに、自分の意思に反して手や足を動かされる、ほかのことをして遊んでいたのを中断させられてしまうといった理由が多いです。
中にはママが用意した服が気に入らないと言って泣き出す子もいます。
原因が突き止められそうな場合は、その原因に合った対応をすることでイヤイヤが減ることもあります。
例えば、何かをして遊んでいた途中だった場合はその遊びが終わったころを見計らって着替えさせます。
手や足を曲げられるのが嫌だという場合には、あまり手足を動かさなくても着ることができる服にしてあげるといいでしょう。
ママが用意した服が嫌だという場合には、子供に服を選ばせてあげるのも良いです。
・原因がわからない場合にはご機嫌を取りながら
原因がわかる場合には原因に合った対応でイヤイヤを乗り切ることができますが、原因がわからない場合もあります。
イヤイヤする原因がわからない場合、着替えているということを感じさせないように、ほかのことをしながら着替えさせるとすんなり着替えてくれることがあります。
好きな音楽を聴いたり、兄弟やパパと着替え競争をしたり、着替えさせながらこちょこちょすると、子供は遊んでくれていると感じます。
楽しく着替えることができるのでイヤイヤが少なくなります。
楽しく何かをしながらでも着替えを嫌がる時もあります。
そんな時は無理強いしても、ママもイライラしてしまいがちです。
ママがイライラすると子供はもっとイヤイヤを強くするので、そういう時は一旦あきらめて他のことをしましょう。
気分を変えることで、すんなり着替えさせてくれることもあります。
自分でお着替えができる子には、自分でさせてみるのもおすすめです。
Photo by THOR