最近では、カラーリングはメジャーなものになりました。大人で髪の毛を染めたことがある方はかなり多いと思います。
季節に応じて、ヘアカラーの明るさを変えて染める人も増えています。
しかし、このヘアカラー剤は体に良いものとはいえません。
美容院などで髪の毛を染める場合は、美容師が必ず頭皮の確認をします。
頭皮に傷がある場合は、その傷からヘアカラー剤が入ることで炎症を起こし、大変危険な状態におちいる可能性があるからです。。
ある程度の抵抗力がある大人ですら、髪の毛を染めることをお勧めすることはできないので、子供に関しては、なおさら良い事ではありません。
子供は皮膚の皮が薄いため、頭皮が刺激の強いヘアカラー剤を吸収しやすくなっています。
使用するヘアカラー剤によっては、ぜんそくやアレルギーを発症させる恐れのあるものがあり、まだ抵抗力が未熟である子供には刺激が強すぎるものといえます。
子供の髪の毛に触れると分かりますが、見るからにツヤツヤした髪の毛で枝毛もなく、頭頂部分に天使の輪があることがわかります。
触れてみると、髪の毛がしっとりしていて潤いが逃げていません。
このように健康的な髪の毛を染めるてしまうと、たちまち髪の毛を保護するキューティクルは剥がれ落ちて、潤いのないパサパサの髪質になってしまいます。
一度ダメージを受けてしまうと、元の髪の毛に戻すことは困難です。
子供には絶対に髪の毛を染めないでください。
自分の子供の髪の毛を染めようかお考えの方は、自然のままが一番素敵で体に良いということを認識し、本当に髪の毛を染めて良いのかもう一度よく考えてみてください。
Photo by Bigstock